12/31付。半期締め

さて。半期締めの状況です。


投資して一年半の節目。投資元本はスタート時の100万円から3.9倍の394万円となってます。評価額は400万円を超え、順調に増やしてきました。この半年はなかなか厳しい局面が続きましたが、9月の為替介入、11月からの世界株高、12月の国内REIT好調などで安い時期に積み立てた分が徐々に持ち直し、悪くない締めのパフォーマンスとなりました。


さて、アセットアロケーション目標値です。
徐々に株価にも過熱感がみえてきたため、半年前に比べて、株と不動産を落とし、債券を大幅に増やしました。


【目標値】


株式 日本株式 19%
株式 先進国株式 36%
株式 新興国株式 12.5%
債券 日本債券 9.7%
債券 外国債券 9.8%
REIT 日本REIT 1.8%
REIT 外国REIT 4.5%
商品 商品 1.7%
株式  全世界     5%


【現状】1ドル81.15円


株式 日本株式 776,334 19.1%
株式 先進国株式 1,451,435 35.7%
株式 新興国株式 505,939 12.4%
債券 日本債券 401,859 9.9%
債券 外国債券 393,263 9.7%
REIT 日本REIT 74,745 1.8%
REIT 外国REIT 186,994 4.6%
商品 商品 67,548 1.7%
外貨 外貨 8,516 0.2%
株式 全世界 202,601 5.0%

                                                                                                      • -

合計    4,069,234  元本比率 103.12%
元本    3,946,000  損益 123,234


パフォーマンスについて、マイナスのカテゴリーから。元本比日本債券 -0.1%、先進国債券 -9%、逆にプラスは日本株式が+0.35%、先進国株式が+9.98%、新興国株式が+11.82%、J-REITが+29.8%、グローバルREITが+15.4%、商品(金投資) +20.6%となっています。日本株式は、年初にマイナス10%くらいでリレー投資しているので、実質マイナスです。


トータルでは+3%。5月から下げた相場が上がらず半年近くくすぶりましたが、秋以降新興国株式を筆頭に持ち直し、円高にもめげず11月以降の先進国株式の高騰、国内株やリートの復活が続き、12月には+5%に迫るパフォーマンスを見せました。残念ながら年末に円高が進み2%ほどピークから下げましたが、+3%をきらなかったのは上々の結果とみております。


課題は円高と、中国株の停滞。債券の低迷。円高についてはこれに慣れて、円高でもプラスがでるアセットアロケーションをくむしかないと思ってます。今年は、マイナスだらけだったユーロを損切りしてドル口座にまわし、当時安かったVTを買うことで損失を最小限におさえるという改善もできました。特に為替の影響を受ける外国債券は円安ヘッジの意味合いが強いクラスなので、円高の際にはドル口座への送金などの施策をうつことも検討したいです。


国内債券については、ゼロ金利政策が復活したのもあり、国債ベースの銘柄の購入はしばらくおさえようと思います。今はMMFしか買ってません。当面はMMFの積み立てで補おうと思ってます。そして、株安がきたら取り崩し、株式クラスの買い支えを行う資金にまわします。


中国株は、試しに10万円の資金で09年夏に買ったA株連動のETFが為替含め大きな損失を出したままです。扱いについては一年間悩み続けてますが、現在は特定国に偏ったリスクは極力回避する方向性でいるので、売却も検討しようと思います。ただねえ、完全に時期を逸した気もする…


今期の大きな出来事としては、高くなったクラスの配分を減らし部分売却し債券クラスに資金をまわす「ちまちま売り」の開始と、入金積み立て方法の変更がありました。後者は、毎営業日に3,000円資金を証券口座に振り込む路線を継続しています。この方法は今のところ性にあっているので、来期も継続していきたいと思います。