円高にも負けず、再度元本復帰!

やあどうも。今日はなんだか円高ドル安がすごいことになっております。


遂に介入以来堅持していた1ドル83円の壁を突破し82円台。どこかの官房長官が「82円台が防衛線」とか明言しやがるから完全に市場に足元みられた。G7の直前で政府が介入に再び及び腰になってる今、トレーダーにいいようにされて円高になるのも当たり前だよね。ああーあ。気がつけば81円台だって。笑うしかない。


なんか市場をみてると、「おいEUさんよ、ギリシャ危機によるユーロ安で甘い蜜吸ったんだろ?今度はおれらの番だって分かってるよね?」みたいな感じで、うまいこと仕組まれてるような気がしてなりません。その間、アジアはまったくの蚊帳の外で、日本は完全に喰い物にされてる。デフレは深刻だってのに円高によりなおのことデフレ圧力がかかる。


このままじゃ日本の景気回復はアメリカ、ヨーロッパの景気が回復した後の順番待ちになっちゃいますよね。けど、その後にも中国、韓国、インド、ブラジルあたりの新興国が虎視眈々と自国通貨安誘導を狙ってるわけで、弱気な日本がそこに立ち向かえるだなんて、到底思えないですなあ。と。


尖閣諸島の件といい、なんか日本やばいなーという気配がぷんぷん。検察は有力政治家を引きずりおろすためにあれこれ理由つけて捕まえるのにやっきで、そんな誰かを自分の手を汚さずにひきずりおろして内心しめしめと思ってる新米与党は官僚のいいなりに。しかし野党になった自民党も存在感をまったく発揮できず。本当にどうなるんだろう。


しかし、だ。そんな状況が長く続くとして、将来待ち受けてるのは日本の大量の負債と強力な円高デフレ圧力。欧米が回復した上で負債が本当にやばいレベルになったときやってくるのは、リバウンドとしての強力な円安、そしてインフレでしょう。それに備えて淡々と国際分散投資するのみ。がんばりますよ。


さて。そんな中でもいいことはあるもので、再び元本に復帰しました。九月中旬に介入して以降ここ数週間は、国内の薄商いと海外のリスク資産好調につき元本比98〜99%台で安定しています。まあ、上がった分円高になって吹っ飛ぶの繰り返しだったんですが、じわじわと相場のベースは上がってる気はします。81円台になると流石に99%台に落ちましたが、ドルの価値が下がってる分、価値ある資産をとリスク資産の価値が上がってるようにも見えます。ドルが下がり続ける限りは、先進国株の上昇傾向は続くと見ますが、いかがでしょうか。


さて、売り買いの状況は下記の通り。書いたほうが読んでる人がスリリングで面白いかなと思い、今回から具体的な金額を記載することにしました。赤裸々らら。