2010年予測。

早くも2010年予測とかいうムックが書店に並びだしてます。まあ、こういうのは外れるものだけど、それなりに予測を立てシミュレーションをしとくと修正も楽なので、色々自分なりに考えてます。

おりしも、インデックス投資をはじめて半年がたち、一区切りという感じで、来年の戦略を考えようかと。だらだら。

株式は、数ヶ月は上昇基調が続くとみてます。世界的に唯一低調な日本株も徐々に落ち着く……はず。

ただ、数ヶ月で下降カーブにいくような気もしなくもないので、下降兆候が見えたら株式を部分売りして利益確定してこうかと。下がりきったところでまた買い戻せばよろし。

基本的には全投資に占める割合は先進国株37%、新興国株11%、日本株22%を強気に維持するつもりでおります。まあ、下降しはじめたら徐々に債券にシフトするとして、まだその時期ではないなあと。

そうなると勝負の分かれ目は、為替相場にかかってくると思われます。実際、為替差損さえなければこの半年は大幅プラスなところを、実際の収支はほぼとんとん。急激な円高の進行が利益をうばっていきました。

例えば、米国株安→ドル高→円安という展開や米国利上げ→ドル高→円安 も中期的にみればありうると思ってます。

しばらくは1ドル90円台前後で推移。しかし中期的には円が安くなる展開が想定され、今はソンでも、外貨資産も一定の割合で必要ではないかと考えております。円の価値が下がったら、外貨も買いづらくなる。

ドル高+米国株安という展開は大いにありえます。というわけで外貨建てMMFで円安対策資金を保持し、米国株安時の資金にあてようかと思っております。

色々あったようで、ユーロも落ちてますが下げ止まってます。しかし色々あった中でヨーロッパの株式指数はそこまで大きく下がってないので、ユーロ買いとみてます。豪ドルは様子見です。動きが不安定なので。


金相場はひと段落するのを待つつもりです。加熱しすぎだし、下落トレンドに転換しつつあります。

貨幣価値(特に米ドル)が安定すれば自然と金価格も落ち着くはずで、そのときに買い戻してインフレヘッジのためにホールドしようかと思ってます。

円安に向けば、日本株は自然と上昇します。現状は、円高が株価の重しになってるからです。

しかし円安になれば原油などを中心に物価も上がらざるをえません。金融資産を持つのはそんな資産先行のインフレに対するリスクヘッジです。

外貨資産も円価値低下のヘッジになるので円高の今でも、強気に買い動いております。

先日先進国ETFを買い増しし、アセットアロケーション(資産の配分)はついに目標としていた配分に修正完了しました。

当初めちゃくちゃな買い方をしてたせいで乱れてた比率を、修正値までもっていくのに4ヶ月を費やしました。いやはや長かった。

世界市場の上昇局面が下降局面に転換するまでは現在の割合を維持でいきます。年明けに全体の割合は見直して、利益確定などやるつもり。