「臆病者のための株入門」は名著でした。
文春新書の「臆病者のための株入門」が想像以上に名著でした。
- 作者: 橘玲
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2006/04/20
- メディア: 新書
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こういう入門書は別に目新しい情報が入ってるわけじゃないので、大抵あまり期待せずに拾い読みしてるんだけど、単純に読み物としても面白かったです。
著者来歴をみたら、小説家出身と知って、なるほどなと。アナリストの文章とはまったく違う。展開にストーリー性がある。こういう入門書がもっと増えればいいのにね。
これは古典ですが、「敗者のゲーム」も面白かったです。
- 作者: チャールズ・エリス
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
- 発売日: 2003/12/04
- メディア: 単行本
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インデックス投資の優位性をひたすらとく啓蒙書ですが、こういう種の本の翻訳としては読みやすくて、読了まであっという間でした。古典という意味では「ウォール街のランダムウォーカー」もやはり名著。だけど分厚いよね。
- 作者: バートンマルキール,井手正介
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2007/05/25
- メディア: 単行本
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新刊で買ったり、ブックオフの100円コーナーで当てにせずに捕獲したりと、仕入れ方は様々ですが、最近はこの手の本ばっか読んでます。ジムで自転車こぎながら深く考えずに読むのにちょうどいいんだよね。深く考えて読んじゃうのもダメなんです。影響を受けまくるから。それでその考え方に乗っかっちゃったりすると、自分の投資方針曲がるから。
とはいいつつも、日本株投信投資は更に身を引こうかなーとか、「臆病者のための株入門」読み終えて思った次第。アセットアロケーションの20%でも多い気がしてきた。もう15%くらいでいいんじゃないか。
国内株全般はここ数カ月見る限りパフォーマンスがひどい。基本米国株価の結果をひきずるだけだし、為替の影響受けまくりだし。基本的に、ミドルリスクローリターンなんだよなあ。じゃあどこに分散するんだって話もあるんだけども……。うーむ。
この1週間で再び元本割れルートにきました。まあ、決算時期だし、調整局面だとは思うのだけど。なかなかうまくいかないものね。まあ、長い目で愚直に続けるのみだな。